川童憑きと二人連れのメドチ
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どんな伝承か
奥州の八戸では、メドチすなわち川童が念入りに二人連れで人に化けて現れ、名も外貌も少しずつ違うのに、角力を好む点だけは特別に一致していたという。取り憑かれた者は夜どおし相撲を取り続けるが、傍を通る者の目には相手の姿は少しも見えず、大の男がただ一人で相撲を取っているように映った。やがて取り疲れ、夜が明けると病人のようになり、熱を出し、稀には発狂する者もあった。その地方ではこれを川童憑きと呼び、修験を頼んで加持をしてもらうことになっていたそうである。三戸郡では、川童の手は引けばするすると抜けるとも伝えられていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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八戸市の伝承
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