飾り馬から消えた花嫁の神隠し
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
陸中岩手郡雫石村の農家で、娘を嫁にやるとて飾り馬に乗せ、松明の火を付けている間に、その娘が見えなくなった。百方に尋ねたけれども効はなかった。二三年の後、この村の者が近村に行って酒屋に立ち寄り、居酒を飲んでいると、初夜の頃に酒を買いに来た見馴れぬ女がある。よく見れば我が村のあの娘であった。あまり奇怪なので、傍らの人と眼を見合わせるばかりであった。神隠しに遭った者が、他日必ず一度は親族知音に姿を見せるという特色を示す例として挙げられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
種別から探す
雫石町の伝承
広告枠(AdSense)