大風の日に帰る伝三郎どうの娘
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どんな伝承か
三戸郡の櫛引村にも、遠野の寒戸の婆とまったくよく似た言い伝えがあった。以前は大風の吹く日になると、村の人々は、きょうは伝三郎どうの娘が来るべ、とことわざのように言っていたそうである。神隠しに遭って行方知れずになった娘が、風の荒れる日に戻って来るという伝えである。柳田国男は、たとえ史実であってももう年数が経過し、昔話の部類に入ろうとしていると記し、風が吹くということが一つの様式を備えている上に、家に一族が集まっている折に来合わせるとあるからには、既に幾分の神の力を認めていたのだと説いている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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八戸市の伝承
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