重右衛門⑦ 植木屋の手をはさむ
どんな伝承か
あちらへ行ってはこんなことを言い、こちらへ行ってはあんなことをする男であった。あるとき植木屋が来たので頼みに行くと、植木屋が鋏を出して「何か悪い物が出たら、みんな挟んじゃっていいよ」と言った。そこで植木屋が手を出すと、重右衛門はその手まで挟んでしまった。出た物は何でも挟めと言われたからだと言い張ったという。どこへ行っても、人が二度とやれないようなことばかりしてしまうのだと語られている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第1集』を全206話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。