重右衛門⑫ 御鷹匠を叩く
どんな伝承か
語り手が母親からよく聞いた話だという。重右衛門は変わり者で、庄屋の家に御鷹匠が泊まったとき、「今度、俺は御鷹匠様をひっぱたいちゃうからな」と言い出した。「御鷹匠様をひっぱたけるわけがないだろう」と言われても、「なに、叩いちゃうから見てろ」と言う。そして夜になって御鷹匠が風呂に入ると、そこへ行って「御鷹匠さんさえ入らないうちに、てめえ何して入りやがった」と言いながら、ひっ叩いてしまったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第1集』を全206話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。