行徳の地形と権現道
どんな伝承か
行徳の妙好寺は、小田原の命で武士階級であった篠田氏が日蓮宗に帰依し、中山法華経寺の孫弟子にあたる日宣を開山として建てられた。昔の行徳は江戸川と遠浅の海岸に挟まれたデルタ地帯で、成田街道が整備される前は権現道こそが表通りであり、その通りには妙覚寺・本久寺・円頓寺など多くの寺が軒を連ねていたのだという。
原典より
この寺(妙好寺)の開基壇家であった篠田氏は、当初はこの地方を、小田原の命のもとで多少支配できる武士階級であって、この篠田氏が日蓮宗を信仰し、中山の法華経寺の十代住職日典の孫弟子になる日宣が開基となってできた訳です。—— 市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第1集』を全206話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。