民謡5 はつせ
どんな伝承か
北国分のおびしゃで唄われる祝い唄である。一月二十四日のおびしゃでは「おぶすなの 大門さきて/梅と桜を植えまぜて/梅桜 花は散れども/氏子一輪散らすまいーホー」「あらたまの年の始めに/こよいの月の中頃よ/お庭には遠州浜松しめかざり/中には七重のしめかざり」と唄う。二月八日のおびしゃでは「お薬師の前なるさかきに/白き小鳥が二羽止まり」「お薬師の大門先に/梅と桜を植えまぜて」と唄い、いずれも氏子の繁昌を祈って結ぶ。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第2集』を全200話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。