井戸掘りの家とみる井戸屋の説
どんな伝承か
話者は、泰介さんの家は井戸屋で、もとは井戸掘りでもしていたのではないかと言う。どうしてそう呼ぶのかは子供のころから聞いたことがなく、詳しくは知らないと笑う。記録者は、話者は井戸屋と理解しているが、井戸の発音がエドとも聞こえると注している。
原典より
江戸[ぇド]から来たからこの、江戸家[エドヤ]てゆうんです、江戸家[エドヤ]。—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年))
『市川の伝承民話 第6集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十年に発行した民話資料集である。昭和六十三年度から平成四年度にかけて市川市の下貝塚・八幡・平田・本行徳・香取などで聞き取った世間話・伝説・昔話・唄・年中行事・生活譚を、話者の語りに忠実に記録している。各話に話者と記録者を添え、新たに「現代若者の学校話」の部を設けて口裂け女や学校の七不思議などの怪談も収め、話者名簿・採訪者名簿・あとがきを付ける。