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震災後にアメリカから届いた服とビスケット

所在地千葉県市川市香取
年代大正十二年(関東大震災)
登場前島もと
出典市川の伝承民話 第6集

どんな伝承か

語り手はまだ小さかったが、大震災の時にアメリカからたくさんもらったという。食糧も着る物もくれた。その頃、日本にはジャンパーなど無かったがアメリカにはあり、もらっても何だか分からずに着ていた。アメリカの人は大きいので、子ども用といっても大人が着てちょうどよかった。赤ん坊のいる家には大きな缶に入ったミルクが配られ、レモンのような形をしたビスケットのようなものが大きな缶に入って、一軒に一個ずつ配られた。病院も建ててくれたと思うといい、それほど世話になったのに、どうしてアメリカと戦争をするのかと思ったと語る。

原典より

VII 現代若者の学校話下貝塚中学校同窓会1 下貝塚中で流行った遊び2 国府台高校の怪談3 台風二十四号による水害4 不幸の手紙ほか5 北小の笛と宮小のリコーダー6 イッキ飲みの唄(1)~(5)—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年))

『市川の伝承民話 第6集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十年に発行した民話資料集である。昭和六十三年度から平成四年度にかけて市川市の下貝塚・八幡・平田・本行徳・香取などで聞き取った世間話・伝説・昔話・唄・年中行事・生活譚を、話者の語りに忠実に記録している。各話に話者と記録者を添え、新たに「現代若者の学校話」の部を設けて口裂け女や学校の七不思議などの怪談も収め、話者名簿・採訪者名簿・あとがきを付ける。

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