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行徳から船橋へ向かった三社詣での道

所在地千葉県市川市行徳(十六工場)
年代伝承
登場當麻篤(稲荷木)
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

稲荷木の話者によると、行徳の十六工場と呼ばれた所には倉庫が建ち並び、醤油の荷揚げなどをしていたらしい。江戸川を下り、小名木川あたりを上れば深川に出られるので、東京とは近かった。昔は成田山と、香取・鹿島・息栖の三社を巡る三社詣でがあり、放水路がまだ無かったころ、東京の人の多くは行徳で舟を上がり、一丁目から妙典、田尻を通って船橋へ抜けたという。松戸や市川の方を回る人も少しはいたが、こちらの道が主だった。息栖神社は茨城県にあり、二度焼けたと話者は語る。

原典より

十六工場って言ってね、倉庫がいっぱいありましてね、醤油の荷上げ作業かなんかやってたのかな。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))

『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。

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