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焼きもちやきの成田山の言い伝え

所在地千葉県成田市成田(成田山新勝寺)
年代伝承
登場和爾貴美子ほか
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

江戸の人々は成田山だけでなく香取や鹿島にも詣でたが、成田詣でには相当な費用がかかったろうと語り手は言う。成田山は焼きもちやきなので女性を連れて参ると良くないという言い伝えがあり、女連れでは男が女郎屋に寄れなくなるからだとも説明される。新婚の夫婦で参るとねたまれるとも言われた。聞き手の一人は、新婚のころ中国へ渡る前に夫と成田山にお参りしたところ、夫が亡くなってしまったと明かし、今でも成田山を恨んでいると笑いまじりに語った。語り手は、妻と何度も参ったが夫婦仲はまだ続いていると返している。

原典より

――江戸から成田山だけじゃなく、その三社様にも行った訳ですね。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))

『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。

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