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朝採り苺で名を上げた須和田

所在地千葉県市川市須和田
年代昭和二十年代
登場山田良治(須和田)
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

終戦のころまで、市川の名産といえば苺だった。消費地に近いため朝採り苺が知られ、須和田では終戦後に苺の見学が流行った。仙台や宮城のあたりの農協が視察に来て、苺の終わったあとの苗を作って随分と送ったという。神田市場からは大きなトラックが取りに来た。苺は軽くて荷傷みしやすいので、荷台の後ろに砂袋のような重いものを積み、前に苺を積んで縛り、跳ねないように工夫して運んだ。やがて産地は他県へ移り、この辺りは住宅地になったと語る。

原典より

あとねえあのう、市川でも優秀な物があるんですよね。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))

『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。

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