稲荷木 7 ハゼ
どんな伝承か
當麻篤が小学校の三、四年生の頃、ハゼは釣るものではなく捕まえるものだと思っていたという。「ナゼ」と言って、水底を手で撫でるようにするのである。干潟には足跡のような窪みがあり、その中にハゼが潜んでいるので、そっと手をやって掴むといくらでも捕れた。あの頃はそれほどたくさんいたので、ハゼなど釣るものではないと思っていたと語る。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。