コックリさん
どんな伝承か
中学一年の頃、三人でコックリさんをしていたところ、一人の様子が急におかしくなった。狐の霊が乗り移ったといい、生の魚を手を使わずに食べるなど、それまでとは違う言動を見せたため、周囲はひどく怖がったという。「もうこれは危ない」と判断した仲間たちは学校を休み、遠方の大きな寺へその子を連れていき、祈禱を受けさせた。祈禱によって落ち着きを取り戻し、事なきを得たと伝わっている。
原典より
島田 いやT先生(記録者も知っている中学校の先生名)に聞いたハナシだから、多分、知ってんじゃないかと思うんだけど。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。