御代の院
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どんな伝承か
市川市菅野に御代の院と呼ばれる祠がある。平将門の乱のとき、市川市大野に将門の砦があった。藤原秀郷は討伐の軍を進めたが、将門はよく似た影武者を何人もそろえていて見分けがつかない。大野の近くの名門菅野氏は討伐に協力しており、その美貌の妻御代の前は砦の近くに住むうち館に入って将門の寵愛を受け、影武者は七人いること、将門はこめかみがよく動くことを夫に知らせた。秀郷は二月十四日夕方、帰る馬上の将門のこめかみを射て乱を鎮めたという。のち菅野夫妻は庵を結んで将門の菩提を弔い、人々は夫妻をまつって御代の院と称した。
原典より
平将門の乱のとき、市川市大野に将門のとりでがあった。—— 房総の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の伝説(平野馨)
平野馨編『房総の伝説』を全245話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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市川市の伝承
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