一七 弁慶が足を洗った井戸
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どんな伝承か
新宿区東大久保一丁目、区立東戸山中学校の西側のがけ下には、かつて泉がわいていた。鎌倉時代、義経一行が奥州に向かうときこの地を通ってひと休みし、弁慶がさっそく長旅でよごれた足を洗ったということである。牛込で少年時代を過ごした中落合居住の田中芳衛氏の話として伝えられている。口碑では、この近くに「弁慶腰掛け松」「義経の井」というのがあったといい、この話はその二つの伝説をあわせてつくられたものだろうとされる。こうした伝説があるのは、ここが鎌倉街道すじにあたっているからだという。
原典より
場所 東大久保一丁目 区立東戸山中学校西側がけ下時代 鎌倉時代(年代不詳)ここに泉がわいていた。—— 新宿と伝説(新宿区教育委員会) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新宿と伝説(新宿区教育委員会)
新宿区教育委員会編『新宿と伝説』を全62話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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