床下の猫の死体にとり憑かれる
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どんな伝承か
昭和五九年頃のこと。宮田君が友人と猫を追いかけたところ、猫は家の下の隙間に入った。家のまわりの隙間を全部ふさいで猫が出られないようにしたが、猫を出してやるのは忘れてしまった。数週間後、宮田君は夜十一時頃に目の色を変えて起き上がり、家族に噛みついたり、引っかいたり、ガラスを割ったりした。それが何日も続くので近くの神社の神主に来てもらうと、猫にとりつかれている、家のどこかに猫の死体があると答えた。床下を起こして見ると、宮田君がいつも寝ているところの下に猫の死体があった。神主のお祓いをしてから、不思議な現象は起こらなくなったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定)
松谷みよ子『現代民話考 10 狼・山犬、猫』を小話単位で全541話収録。狼・山犬・猫にまつわる現代の民話・怪異譚(送り狼・化け猫など)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明535話・市区町村判明490話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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