雨のような音を立てて追う白い大蛇
どんな伝承か
世の中が発展してくると、昔のようなものはいなくなったという。白い蛇の大きなものが出たといわれる。語り手はよく山をあちこち回るが、そんなに大きなものに出会ったことはない。その大きな蛇が出るときは、ザアザアザアザアと雨が降りだしたかと思うような音がする。見れば雨ではない。それが現れるときにその音がするのだという。人間がいると思えば、その者を追いかける勢いだったと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)