三つ目通りの蛇屋に立った噂
どんな伝承か
ずっと前の話として語られる。本所の三つ目通りにあった蛇屋の奥さんが、蛇に見込まれて体に入られたという噂を聞いたという。語り手の姉が本所の風呂屋へ嫁いでいた縁で、その界隈の話が耳に入ったのだった。蛇はいったん入ると出られないのだという。鱗が寝た向きのまま入ってしまうので、戻ろうとすると鱗が逆立って引っかかり、抜け出せなくなるからだと説明される。そのために死んだという話も聞いたと語られている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)