地から一間に浮いた火の玉
どんな伝承か
語り手が小学校の三、四年生だった頃の出来事。当時はまだ電気が来ておらず、油火で暮らしていた。夜、床についてから小用に立って表へ出たところ、ふと上を見ると、地面から一間ほどの高さに大きな火の玉がにわかにぱっと現れるのを目にした。驚いて家へ入り父に話すと、父は、昔から言うことには大蛇が天へ出て行くときにはああして玉になって昇るのだと教えてくれたという。
原典より
---### 【第二章 蛇 > その一、大蛇やつちのこ > 五、つちのこにあう】#### 話例・5 つちのこにあう昭和初期の話。—— 現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)