トップ北海道の伝承旭川市

盆の夜に引き寄せられた宿

所在地北海道旭川市
出典水辺の怪談 ベスト
広告枠(AdSense)

どんな伝承か

大学時代、友人四人でステーションワゴンにテントを積み、東京から北海道へ二十日のマス釣り旅に出た。猛暑で川も湖も水温が高いなか、大雪湖だけはアメマスがよく釣れた。疲れが出て、最終日は知床で温泉にでも入ろうとしたが、盆に当たって宿はどこも満室である。網走方面も断られ、観光地ではない遠いK町の宿に電話すると、すんなり空きが見つかった。宿名を復唱したとき雷が鳴り、友人のRだけが「来るとき通った、気味が悪かった」と言い出し、車を出してからも執拗に泊まるのをやめようと繰り返した。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

水辺の怪談 ベスト(つり人社・2000年代~2010年代推定)

つり人社が編んだ釣り人の実話水辺怪談アンソロジー。瀬戸内や伊豆大島でのお盆の夜釣りの金縛り、自殺の名所の橋や三段壁で『釣れますか』と声をかけ足音なく消える白装束の女、小笠原父島の原生林に残る日本軍兵士の気配、河口湖のススキ林で消える話し相手、利根川支流で水中から船を掴む男、トーナメント中の憑依と機器故障の連鎖、藻に引き込まれる滝壺など、水辺で釣り人が遭遇した怪異を集める。

種別から探す

憑依お盆

旭川市の伝承

広告枠(AdSense)

同じ種別の伝承

同じ文献『水辺の怪談 ベスト』の伝承