鉄橋の写真に写った六人の土工
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どんな伝承か
ある年の春、旭川近くの中別川鉄橋の工事で、コンクリートを運ぶトロッコ一台が途中から行方不明になり、そこに付いていた六人の土工も姿を見せなくなった。監督たちはトロッコを枠に投げ捨てて逃走したのだと言いふらし、事件はうやむやに葬られた。十月に鉄橋が竣工し、開通式のために写真師が撮影したところ、乾板がぼんやりとしか写らない。赤い電灯に透かすと、鉄橋の前に土工姿の六人が薄く写っていた。取り調べで、六人は枠へ墜落して惨死し、監督がそれを承知で隠していたことが露見した。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪奇集成-明治大正昭和篇(富岡直方編著・日本怪奇集成・昭和初期(推定昭和2-3年))
明治・大正・昭和の怪奇譚(日本怪奇集成)/生首と幽霊の怪/狐狸のいたずら/怪盗と世相の怪異/各時代の不思議な事件
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旭川市の伝承
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