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68:蛇と蟇と蛞蝓調合の怪奇な避妊薬の流行

所在地東京都台東区下谷万年町(赤蛙屋)
年代明治〜昭和
登場不明
出典日本怪奇集成-明治大正昭和篇
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どんな伝承か

丙午の年にあたるというので、東京市中でも奇妙な迷信が流行した。当年は丙午のため出産を懼れる者が多く、蟇(ひきがえる)と縞蛇と蛞蝓の三種を調合して服用すれば懐胎しないという呪いが言い触らされ、これらの虫の値が高騰した。下谷万年町の赤蛙屋の話では、蟇一匹五十銭、縞蛇一円から一円五十銭という高値がつき、純益は五割から十割、十五割にも達したという。蝮と縞蛇は主に秩父産、その他は行徳付近から捕えてきたもので、医科大学や理科大学が解剖用に買い上げる分も少なくなかったと東京日日新聞は伝えている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本怪奇集成-明治大正昭和篇(富岡直方編著・日本怪奇集成・昭和初期(推定昭和2-3年))

明治・大正・昭和の怪奇譚(日本怪奇集成)/生首と幽霊の怪/狐狸のいたずら/怪盗と世相の怪異/各時代の不思議な事件

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丙午

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