煙出しから入る白衣のたたりもけ
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どんな伝承か
津軽でたたりもけと呼ばれるものは、家によって現れ方が違う。館岡村の生松というところのものは、白衣を着て、はっぽ、すなわち屋根の棟の煙出しから室内へ忍び入るという。そして夜の十時ごろともなると、炉の上に下がる釣鼻に登っているのだと伝えられている。たたりもけは、虐殺された者の怨念が殺した者の一家に及ぶものとされ、青い色の火が家の中に現れ、同時に赤子の泣き声が聞こえることもあるという。津軽ではこの信仰が一般に行き渡っており、一村に二、三軒はたたりもけの家があるという噂を必ず聞くのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
怪談の世界(山田野理夫・昭和中期(1977年頃))
ザシキワラシ(座敷童子)と福の神(怪談の世界)/遠野・東北の怪異伝承/家運の盛衰と怪音/妖怪と幽霊譚/山田野理夫の怪談採集
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