伏せた菓子鉢から鳴ったパチンという音
どんな伝承か
大西が浜町でやっていたころの話。自動書記や透視のできる者が十五人ほどおり、そのうち「自分だけは霊能がないが他の者は全部霊能がある」という五人を集めた。菓子鉢を引っくり返して置き、この中で何でも音をさせてくれと皆に念じさせ、いたずらができないよう手を握り合い、電気を消していわゆるテーブルターニングの形をとった。三十分から四十分ほど経って「ああもうダメだ」と言った、その瞬間にパチンと音がした。物理現象を起こせる者は一人もおらず、発声した皆の音声エネルギーを取って起きたのだろうと大西は考えている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊科学と自然科学 ― 一科学者から見た心霊研究(後藤以紀・心霊科学・昭和)