下宿の裏の寺に燃えた青白い火
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どんな伝承か
著者が学生時代から八年にわたって世話になった下宿の老婦人は、昔の津軽で有数の士族の家に生まれ、父は初代の女子師範学校長を務めた教育者であった。彼女自身も子を三人産んでから女子師範学校に入ったという変わり種で、頭のよい人であった。この老婦人は十数年前の四月、雪解けの後に、下宿の裏手にある寺の墓から青白い火がポッポッと燃えて歩いているのを、下宿の学生と一緒に見た。それ以来、霊魂もまた介在する「モリベ」の一種だろうと考えるようになり、ついに霊魂の存在を固く信じるようになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
私は幽霊を見た(東雅夫(編者)・昭和中期~後期(推定1970年代~1980年代))
私は幽霊を見た=怖い怪異体験(東雅夫編)/人魂・鬼火・狐火/機関車・電車の怪/各地の幽霊目撃談/不気味な怪音と怪異
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弘前市の伝承
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