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滝の川での父の臨終呼声

所在地東京都北区滝の川
年代昭和十六年
登場岩田美智子
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話
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どんな伝承か

昭和十六年三月二十三日昼頃、小学一年の終わり頃だった岩田美智子は、家の前で一人石けりをして遊んでいると、遠くから「ミチコー、ミチコー」と呼ぶ声が聞こえたので「ハーイ」と答えて家に駆け込んだ。家にいた伯母は呼んでいないという。まもなく病院から父の死の知らせが届き、息を引き取る時に父が娘を呼んでいたことがわかった。その時、お経を唱えていた信心深い近所の老女は、線香がすっと消えたので何かあったのではと感じたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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