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一周忌の夢が告げたハチ公前の出会い

所在地東京都渋谷区(忠犬ハチ公像)
年代伝承(口承)
登場三谷長蔵、三谷一久、夢のお告げで渋谷へ出た父・手記の筆者、夢に現れて引き合わせを告げた死んだ息子
出典霊魂の世界 ― 心霊科学入門

どんな伝承か

トラックにはねられて死んだ三谷一久は、その後もたびたび父長蔵の夢に現れ、運輸会社を相手取った裁判を導いていた。一久の一周忌の夜明け、また息子が現れ、今日の夕方に渋谷のハチ公の前に立っているようにと告げた。それまでの予言がすべて当たっていたので、長蔵が夕暮れにハチ公前でうろうろしていると、年格好も体つきも一久にそっくりな男が目の前を通り過ぎた。思わず呼び止めて事情を話すと、男は係争中の運輸会社の社員で、会社のやり方を知る者として気の毒に思っていたと打ち明け、長蔵はこの引き合わせで事実をつかむことができたという。

原典より

しばらく、うろうろしていると目の前を、年齢も体つきも一久とそっくりな人が通り過ぎていくではないか。—— 霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷樹・宮沢虎雄・1971年(昭和46年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷樹・宮沢虎雄・1971年(昭和46年))

『霊魂の世界――心霊科学入門』は、板谷樹と宮沢虎雄が昭和四十六年に著した心霊科学の入門書である。古代の霊魂観や内外の幽霊の記録に始まり、ハイズビル事件と英米の心霊研究学会の創立、霊視・霊言などの精神的現象、物質化や心霊写真などの物理的現象、心霊治療、死と再生までを、日本心霊科学協会での実験や勝五郎再生の現地調査を交えて述べる。全十二章からなり、昭和四十二年に徳間書店から出た同題の本に筆を加え、同協会が自費出版したものである。

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