「金縛り」が前触れ?
どんな伝承か
神奈川県川崎市のS・Sさん(当時二十八歳)は、幾度も体外離脱を経験した人物である。初めての体験は十六歳の夜間で、目覚めると自分が天井近くまで上昇していることに気づき、目前の天井板に驚愕した。この現象は金縛り状態との関連性が指摘される臨死体験の事例として記録されている。
原典より
川崎市のS・Sさん(二十八歳)も、数えきれないほど体外離脱をしたことがあるという人だ。—— 臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション)
『臨死体験(立花隆)』は、立花隆が著したノンフィクションである。一九九一年三月放送のNHKスペシャルのための取材を出発点に、日本と欧米の体験者の証言、キュブラー・ロスやムーディら研究者への聞き取り、「文藝春秋」連載中に寄せられた体験談を収める。体外離脱、光の体験、文化による体験の差、感覚遮断や脳の仕組みを章ごとに論じ、末尾で現実体験説と脳内現象説を比べたうえで、著者は基本的に脳内現象説に立つと述べる。