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夢に現れた大国主大神の顔

所在地島根県出雲市(出雲大社)
年代不明
登場牧野元次郎、漢学者横地
出典日本神異見聞伝

どんな伝承か

牧野元次郎は、神の姿を見ることができるという漢学者の横地から、あなたの守護神は大国主大神の分霊だと告げられ、その姿を拝したいと願って、夜ごと眠りに落ちるまで念じ続けた。ある夜十二時ごろ、目の前にひとつの顔が現れて何かをしきりに言い、二十分という言葉だけがはっきり聞こえた。どなたかと心で尋ねると、我は社の神なりという声がした。翌日横地に話すと、それは確かに大国主大神の顔だから出雲へ参るとよいと言われ、牧野はさっそく出雲大社へお礼参りに出かけたという。

原典より

ふと自分の前に一つのお顔が見えまして、何んだか私に向ってガミガミ仰っしゃる。—— 日本神異見聞伝(笠井鎮夫・1974年(昭和49年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本神異見聞伝(笠井鎮夫・1974年(昭和49年))

『日本神異見聞伝』は、笠井鎮夫が昭和四十九年に著した霊異の見聞記である。第一篇では、大正期に大本で鎮魂帰神を受けた著者が、霊媒による死者の招霊や狐霊・竜神の託宣、霊石の発掘などを研究会での語りの口調で伝える。第二篇では、慶応三年のええじゃないかのころ尾張・遠江・駿河・美濃・丹後などで起きたお札降りを、旧家の古文書や郷土史家の便り、著者の現地調査から記録している。

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