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目を閉じて書いたおふでさき

所在地奈良県天理市三島町
年代明治2〜15年
登場中山みき
出典近代日本霊異実録

どんな伝承か

天理教祖中山みきは晩年、『御かぐら歌』(慶応三年)、『おふでさき』(明治二年〜十五年、三十一文字の和歌体千七百十一首)、『泥海古記』などを天啓のまにまに筆録した。親近した人の話によると、七十を越えても常に赤衣を纏い緋の袴をはいた教祖は、一日平均半紙一枚、多い時は三枚ほど『おふでさき』を書いた。筆を執るときは全く神憑り状態となり、目を閉じて自動的に書いたという。いつ神憑りがあるか自分でも分からないため、常に紙と筆を机上に備えていた。書く瞬間の彼女自身は無意識であった。

原典より

しかもいつなんどき神憑りがあるか自分でもわからないため、常に紙と筆を机上に備えつけておったとのことである。—— 近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・1966年(昭和41年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・1966年(昭和41年))

『近代日本霊異実録』は、笠井鎮夫が著して昭和四十一年に昭森社から初版を出した、幕末から近代の神憑りと霊異の記録で、ここに収めるのは昭和四十八年に山雅房から出た複刻版である。金光教・黒住教・天理教・大本の教祖の神憑り、井上正鉄の求道、宮地常磐・堅磐父子や河野至道の神仙譚、天狗の弟子寅吉の話、長南年恵の奇跡などを、手記・写本・旧著を引いて語る。全十二録からなり、第一録には金光教に入信した著者の父の手記を収め、巻末にあとがきと著者略歴を置く。

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