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般若寺の木仏から授かる銅貨

所在地山形県鶴岡市(般若寺)
年代明治期
登場長南年恵、千葉初江、千葉寛敬、同居先の主・巡査
出典近代日本霊異実録

どんな伝承か

長南家はもと鶴岡町般若寺裏、最上町の矢場小路にあった。年恵の父は早く死に、兄が家を継いだが産を治めるのが拙く、やがて家屋敷を売り払って同じ般若寺裏の小竹という家に間借りし、後に向かい側の巡査千葉寛敬の家に同居した。千葉の妻初江によれば、年恵が来てから一年ほど同居していたが、最初の頃は肉体が弱く、一日に鶏卵一、二個ほどしか食べなかった。年恵はまたよく神のお告げを受けた。ある夜、年恵は初江に向かい、今夜は般若寺の木仏様からお授け物があるから一緒に行きましょうと誘った。同行してみると、一銭銅貨を紙に包んだものが二包ほど置いてあり、それを戴いて帰ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)

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