トップ千葉県の伝承柏市

鎌を投げ捨てたシマ

所在地千葉県柏市藤ヶ谷
年代昭和十一、二年ごろ
登場相馬せんら娘、シマ、矢田アヤノ、シマの第三子・学校でいじめられた娘
出典村の奇譚 ― 里の遺風

どんな伝承か

昭和十一、二年ごろ、千葉県柏市藤ヶ谷の相馬せんら同じ年ごろの娘四、五人が、馬捨て場に近い田んぼの畔で草刈りを終えたあと、台地の上の天幕部落をのぞきに行った。急坂とは別の道を上がり、そばの雑木林で薪を拾うふりをしながらテント群を観察していると、どこからともなくシマが現れた。「何だ、お前ら。おらたちのことを見にきたんだんべ」と切り裂くように言うなり、「帰れ、帰れ」と叫びつつ、娘たちが置いていた草刈り鎌や籠を台地の端から斜面の下へ次々と放り投げた。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

村の奇譚 ― 里の遺風(筒井功・民俗・地誌・現代)

種別から探す

天幕部落差別覗き

柏市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『村の奇譚 ― 里の遺風』の伝承