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6. 明大前近くの怪地蔵

所在地東京都世田谷区玉川台(地蔵)
出典怪異雑考5-東京妖異所の系譜
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どんな伝承か

世田谷区の明大前近く、京王線の見える入りくんだ路を大きく曲がった先に一体の地蔵が立っている。頭がオニギリのような形をしており、何も彫りこまれていない不気味な地蔵である。近所の人に由来を尋ねてもわからなかったが、知っていそうな隠居に案内してもらうと、「これは以前バラバラの神というもので今はほとんど知られていない」と教えられた。この地蔵の立つ場所では昔、一家が必ずばらばらになってしまうため地蔵を建てたところ、そうならなくなったのだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

怪異雑考5-東京妖異所の系譜(西郊民俗・不明)

本書は東京都内に点在する怪異現象を民俗学的に記録した論文である。渋谷の道祖神、台東区の狸の狛犬、泉岳寺駅の地下鉄異変など、7つの具体的な怪異事例を取り上げている。いずれも実在する地名・施設に関連した報告であり、江戸時代から近年まで長期にわたって伝承されている。本所七不思議との関連性も示唆され、東京における狐・狸などの妖怪による幻惑、呪いや祟りによる人的被害、廃墟や地下空間といった異界的空間での現象が主要テーマである。

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