大手町に残る将門首塚の祟り
どんな伝承か
千代田区大手町の一角に、平将門の首を埋めたと伝わる塚がある。ビルの立ち並ぶ街のなかで、そこだけが二百八十七平方メートルほど空地のまま残されてきた。関東大震災で庁舎を失った大蔵省が塚を退けて仮庁舎を建てると、一年のうちに大臣以下十四人もの幹部が相次いで死んだ。昭和六年に塚を戻して鎮魂祭を営むと病死は止まったが、行事が絶えると昭和十五年には落雷で庁舎が全焼している。戦後に進駐軍がモータープールを造ろうとした際にもブルドーザーが倒れ、作業員二名が死亡した。以後も塚の周辺に建った銀行では、行員の発病が相次いだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・昭和)