羽田の管制塔が見た東京湾上空の光体
どんな伝承か
羽田にあった極東空軍の基地で、管制塔の作業員たちが東京湾の空に明るく光るものを見つけた。双眼鏡でのぞくと光は丸い形で、上のほうに暗いところがあった。光はいったん消えたのち三度にわたって姿を見せ、レーダー基地でもこの物体を捉えて五分ほど追い続けた。迎えに出たF94戦闘機のレーダーにも十秒ほど映ったが、物体は最後に三つに分かれ、およそ三〇〇メートルずつ離れたまま北東の方角へ飛び去ったという。
原典より
羽田の極東空軍基地の管制塔作業員は、東京湾の上空に大きく輝く光体を発見。—— UFO入門(並木慎一郎・UFO・未確認現象) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO入門(並木慎一郎・UFO・未確認現象)
『UFO入門』は、並木慎一郎が著したUFOの入門書である。一九四七年のケネス・アーノルド事件に始まる欧米の目撃・追跡事件を中心に、UFOの形態、実在の証拠とされる事例、搭乗者の目撃談、写真の真偽、海中のUFO、目撃をめぐる心理を順に取り上げる。全九章のうち終わりの二章で目撃報告の書き方や観測の方法を説き、巻末に一九四七年から一九七〇年までの日本の出来事を含む「世界UFO事件史」を付す。