法要の写真に写った亡父と三女
どんな伝承か
大阪市東区博労町の坂上寛三という人が、亡き父寛兵衛の七週忌の法要を同じ市の寺町にある西方寺で営み、参列した人々と記念の写真を撮った。現像してみると、後ろの列に亡くなった父と、父と同じ年に死んだ三女の姿が一緒に写っていたという。
原典より
大阪市東區博勞町の坂上寛三と云ふ人が、亡父寛兵衛の七週忌を同市寺町西方寺にて營んだとき、参列者一同と記念撮影をしたところ、後列に亡父及び、それと同年に死亡した三女の幽靈が一緒に寫つた。—— 心霊不滅(岡田建文・岡田建文・心霊研究・1940年(昭和15年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊不滅(岡田建文・岡田建文・心霊研究・1940年(昭和15年))
『心霊不滅』は、岡田建文が著し、昭和十五年に大阪の国民書院が発行した心霊研究書である。人の心霊は肉体の死後も存続するという立場から、神道の神霊の垂示を引きつつ、心霊の本質と「化精」、遠感と魂の遊離、生霊、二重体、交霊術と霊媒、霊感筆記、幽霊写真などの物理現象、幽霊の出現を論じる。序説と七章からなり、第三・四・五・七章に「例一」「例二」と番号を付けた事例を並べ、今昔物語の説話、江戸から昭和の国内の見聞、欧米の報告を挙げる。