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写すと寿命が縮むという郡山の写真

所在地福島県郡山市
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典井上円了 妖怪学講義

どんな伝承か

円了が東京人類学会雑誌から抜き出した迷信の一つ。岩代国安積郡の郡山村のあたりで、人々が初めて写真というものを目にしたのは明治六、七年ごろのことで、そのころは皆、写真に写された人は寿命が縮むと言い合っていたという。

原典より

岩代国安積郡郡山村地方にて、写真を見たるは明治六七年の頃なりしが、当時皆謂ふ、撮影せられし人は寿命を短縮すと。—— 井上円了 妖怪学講義(井上円了 著・平野威馬雄 編) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

井上円了 妖怪学講義(井上円了 著・平野威馬雄 編)

『井上円了 妖怪学講義』は、明治期に哲学館で講じられた井上円了の『妖怪学講義』から要所を選び、平野威馬雄が現代の文章に改めて編んだ抄録である。狐憑きや化物屋敷、怪火、幽霊、コックリなどを題材に、円了が古書から抜き出した記事、各地から寄せられた報告、円了自身の現地での調べを収める。原著の八部門のうち理学・心理学・宗教学・雑の四部門を章に立て、序で研究の経緯と分類を、結びで編者の見方を述べる。

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