小幡神社の社前で憑いた小松林命
どんな伝承か
明治三十一年七月の暑い日、王仁三郎が小幡神社の社前で拝んでいると、不意に小松林命が憑いてきた。神は、一日も早く西北の方角へ向かえ、神界の仕組みはすでにできており、お前が来るのを待っている人がいる、仕事など気にかけずすぐにここを発て、と命じたという。著者は、もしこのとき王仁三郎がこの神と名のる何ものかの声に従わなかったなら、二人の予言者の歴史的な出会いは無かったかもしれないと述べる。王仁三郎はこの命に従い、やがて綾部のナオのもとへ導かれていく。
原典より
王仁三郎が、小幡神社の社前で拝んでいると、とつぜん「小松林命」が憑かり…—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。