神島参拝は今年で最後という予告
どんな伝承か
昭和十年十月六日、播州の沖にある大本の聖地・神島で、開島二十周年の参拝が行われた。このとき王仁三郎は、神島への参拝はおそらく今年が最後になるだろうと語ったという。この年の秋、王仁三郎は幹部や職員に髪やひげを剃らせたり、特派宣伝使の派遣はこれが最後だと伝えさせたりと、後から見れば弾圧を予期したかのような言動を重ねていた。実際、その二か月後の十二月八日に第二次大本事件が起こり、教団は壊滅的な打撃を受けることになる。
原典より
十月六日、神島(播州沖合にある大本の聖地)の開島二十周年の参拝が行なわれたが、王仁三郎は「神島参拝は今年で最後になるだろう」と語った。—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。