天から降ってきた摺鉢爺の黄金
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どんな伝承か
小友村のある所に一人の爺様があった。横田の町へ出て来るたびに、欠けた摺鉢を買って頭にかぶって帰るのが常で、湯殿の屋根を葺くのだと言っていた。この爺様がある夜、天から雨のように黄金が降って来る夢を見た。翌日、庭を掘ると壺を掘り当て、蓋を取ると大判小判が一杯に入って光り輝いていた。だが爺様は、昨夜見たのは天から降る宝の夢で、これは土の中の宝だから自分に授かったものではないと言って、もとのように埋め戻した。それを見ていた隣の男が掘り返すと、中には青大将がうごめいていた。腹を立てた男が爺様の家の屋根を破って蛇を投げ落とすと、それは大判小判となって降り注ぎ、爺様は喜んで長者になった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第2巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第2巻』所収の「文化叙事伝説」64話(岩手・宮城・秋田)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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遠野市の伝承
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