まめからたんにゃととげと唱える和尚
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どんな伝承か
旧九戸郡種市町、現在の洋野町に伝わる猫檀家の話。昔、和尚が猫をかわいがって飼っていたが、三十年ともに暮らした末に、これからは別々に暮らそうと言うと、猫は鳴いてどこかへ行ってしまった。十日ほどして帰って来た猫は、ある所の旦那が死んで今日が葬式だ、棺を上げてどの和尚が拝んでも下がらぬようにするから、頼まれたら「まめからたんにゃととげ」と唱えれば下がる、と告げた。果たして棺は上がり、和尚二十人が拝んでも下がらない。呼ばれた破れ寺の和尚が三十三回唱えると棺は下がり、和尚は大判小判を賜って寺を建て直し、また猫と暮らしたということである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第2巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第2巻』所収の「文化叙事伝説」64話(岩手・宮城・秋田)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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洋野町の伝承
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