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亀山から屋代郷へ至る平主計の系譜

所在地山形県東置賜郡高畠町中和田
年代慶長三年(1598年)前後・上杉景勝の会津拝領期
登場平清定、主計清次、蒲生氏郷、上杉景勝、平清長、平清重、玄蕃清長、清定の子孫・蒲生氏郷の家来、清長の子
出典高畠町伝説集

どんな伝承か

中和田の平主計は当時きっての豪族であった。先祖は足利義政の家来で伊勢国亀山生まれの平清定にさかのぼる。その子孫の玄蕃清長のとき会津にいた蒲生氏郷の家来となった。この屋代郷も氏郷の領地であった。文祿年中に秀吉が没し、氏郷の子秀行が罪を得て所領を取り上げられると家臣も散り、清長も窮した。慶長三年、会津百二十一万石を賜った上杉景勝がこれを聞いて召し出し、禄百五十石を与え、舎弟の主計清次にも五十石を与えた。清長の子清重には子がなく、叔父清次が跡を継いだ。慶長六年に米沢へ移ると邸を糠野目に賜り、今も糠野目に主計屋敷という所がある。のち禄を辞して庶民となったが、所有地は至るところにあり豪族であった。

原典より

中和田の平主計さんは当時きっての豪族でありました。—— 高畠町伝説集(山形県立高畠高等学校文芸班(編)・1957年(昭和32年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

高畠町伝説集(山形県立高畠高等学校文芸班(編)・1957年(昭和32年))

『高畠町伝説集』は、山形県立高畠高等学校文芸班が熊木成夫教諭の指導で編み、昭和三十二年に高畠町伝説集刊行会から発行した伝説集である。高畠町とその周辺に伝わる社寺の縁起、人物、怪異、動物、地名の由来などを、古老からの聞き書きと古記録から採り、内容の多くは郷土研究家安部名平次の蒐集による。神仏・人物・怪異・動物・什物・地物・地名・地誌の八篇に分け、町長の序と校長・安部名平次・武田好吉の文、編者の後記を付す。

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