ニーラスクから吹く寒風
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どんな伝承か
石垣島には、ニーラスクという言葉があり、地底の意に解されているが、なお一部にもとの心持ちが残っていた。石垣測候所の老学者岩崎卓爾の話によれば、冬の変わり目のある季節に、東の方から吹いてくる寒い風を「ニーラスクから吹く」と言い伝えていたという。これは少なくとも海の彼方をさす言い方であって、ニーラを地底とのみ解する説では説明しきれない。ニーラがもともと遠く遥かなを意味した名残とされた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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石垣市の伝承
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