旧家が旧暦十月に営む一軸の祭
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どんな伝承か
カバカハとは、この古い一軸を掛けて村の旧家で毎年営む祭の名だという人もあった。その祭はほとんど例外もなく旧暦の十月に行われた。一家一族のほかに、かご子などと名づけて、この日は必ず来て拝をせねばならぬ人々があった。しかも寺の僧はこれに与らないので、御正体は仏号である場合にも、祭の式には宅神祭の名残かと思う古い形をとどめていた。遠野の盆地などではカバカハはむしろ異名で、通例はオクナイサマと称えている。オシラ神とオクナイ神とは深い関係があるように思われる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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