大同の家に祀る二柱の神
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どんな伝承か
部落には必ず一つの旧家があって、オクナイサマという神を祀る。その家を大同という。この神の像は桑の木を削って顔を描き、四角な布の真中に穴を明けて上から通し、衣裳とする。正月十五日には小字中の人々がこの家に集まって祭る。またオシラサマという神もあり、像は同じように造り設け、これも正月十五日に里人が集まって祭る。その式では白粉を神像の顔に塗ることがある。大同の家には必ず畳一帖の室があり、この部屋で夜寝る者はいつも不思議に遭う。枕を返されるのは常のことで、誰かに抱き起こされ、また室から突き出されることもあり、静かに眠ることを許さないという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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