堂突の輪に加わった臨終の父
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どんな伝承か
土淵村の中央、役場や小学校のある所を字本宿という。ここで豆腐屋を営む政という者の父が大病で死のうとする頃、小烏瀬川を隔てた字下栃内で普請があり、地固めの堂突をしている所へ、夕方に政の父が一人で来て人々に挨拶し、自分も堂突をしようといってしばらく仲間に入って働き、暗くなってから皆とともに踊った。後で人々は、あの人は大病のはずなのにと不思議に思ったが、聞けばその日に亡くなったという。悔みに行ってこの話をすると、その時刻はちょうど病人が息を引き取ろうとする頃であった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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