地名由来 3 東山作と作兵衛台
どんな伝承か
北国分の東山作という地名は、その土地の小泉家で山番をしていた者の名を取り、開墾のときに東山作と呼ぶようになったのだろうと語られる。作兵衛台という地名も、同じく人の名に由来するのではないかという。いずれも断定ではなく、土地の古老が「そうではないですか」と推し量る形で伝える地名由来譚である。山番と開墾という近世以来の土地利用が、そのまま小地名として残ったことを示す話といえる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第1集』を全206話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。