こぶとり爺
どんな伝承か
爺が毎日山へ樵に行くと雷が鳴り出し、木のうろに雨宿りして眠ってしまった。目を覚ますと鬼どもが酒を飲んで踊っていた。踊り好きの爺は堪えきれず輪に入って踊り、鬼たちはその上手さに感心して馳走をふるまい、また来るようにと土産を勧めた。爺は土産はいらないから邪魔な瘤を取ってくれと頼み、取ってもらって帰った。話を聞いた隣の欲張り爺が真似をするが踊れず、鬼に偽物だと怒られ、前の爺の瘤まで貼り付けられて瘤二つで帰ったという。
原典より
7 米びつの話8 そばやチリンチリンの話〔笑話〕9 印内の重右衛門① 給金決定後② 一背畑 (1)〜(2)③ 田の草取り (1)〜(2)④ 屋根葺仕事⑤ 餅は遠火で—— 市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第1集』を全206話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。