姉様鬼子母神 2
どんな伝承か
文永元年十一月十一日、小松原で法難に遭った日蓮大聖人は、馬上の侍に斬りつけられ眉間に三寸の傷を負った。すると小松原の鬼子母神が現れて侍を睨みつけ、侍は狂い死にしたという。その恩に報いるため、日蓮は一本の木から二体の鬼子母神を刻み、一体は中山法華経寺へ、一体は曽谷の安国寺へ納めた。安国寺の方が姉にあたると中島教達は語っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第2集』を全200話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。